皆様、こんにちは。
「kifucoco」です!
いつも皆様からの不用品寄付により、もう使わなくなった品々が新たな場所で大切にされ、誰かの笑顔につながっています。今回は、フィリピンのケソンシティにある孤児院に、ぬいぐるみ寄付をはじめ、文具、おもちゃ、ベビー服、アクセサリー、スニーカー、時計、食器などをお届けした活動についてお話しします。子どもたちの輝く笑顔が心に残る、特別な一日でした。
ケソンシティの孤児院を訪れて
ケソンシティは、マニラに隣接する活気あふれる街です。色とりどりのジプニーや、道端で元気に遊ぶ子どもたちの姿が印象的ですが、貧困により厳しい環境で暮らす子どもたちも少なくありません。今回私たちが訪れたのは、小さな孤児院。
ここでは、親と離れて暮らす子どもたちが、家族のような温かい環境で生活しています。
皆様からお預かりした不用品寄付の品々、ぬいぐるみ寄付やお菓子、文具、おもちゃ、ベビー服、アクセサリー、スニーカーを持って、ケソンシティの孤児院へ向かいました。これらの品々が、子どもたちの喜びや希望に変わることを想像し、心が弾みました。孤児院に到着すると、子どもたちの笑顔に迎えられ、早速会えることを楽しみにしていました。
ぬいぐるみ寄付に子どもたちの笑顔
孤児院に到着すると、スタッフの方々が温かく迎えてくださいました。建物はこぢんまりとしていますが、清潔に保たれ、壁には子どもたちが描いた色鮮やかな絵が飾られていました。魚や太陽、家族を描いた絵から、子どもたちの元気と夢が伝わってきます。そして、子どもたちとの対面です。
最初は少し恥ずかしそうにしていた子どもたちも、ぬいぐるみ寄付やお菓子を見ると、たちまち目が輝きました。「くまのぬいぐるみ!」「このウサギ、かわいい!」と歓声が上がり、ある女の子はぬいぐるみ寄付で届いたウサギをしっかりと抱きしめ、離しませんでした。その姿に、心が温まりました。ベビー服は赤ちゃんたちのためにスタッフの方が「本当に助かります」と受け取り、スニーカーは「サッカーにぴったり!」と男の子たちが喜んでくれました。
子どもたちとのひととき
不用品寄付をお渡しするだけでなく、子どもたちと過ごす時間も大切な目的でした。お菓子を皆で分け合い、輪になってお話をしたり、文具を使って絵を描いたりしました。ある男の子が、色鉛筆で描いた青い空と家族の絵を「これ、プレゼント!」と手渡してくれました。「これは僕の夢」と笑顔で話すその純粋さに、胸が熱くなりました。
女の子たちはアクセサリーに夢中でした。ビーズのブレスレットやヘアピンを手に、鏡の前で「どうかな?」と楽しそうに試着する姿は、まるで小さなファッションショーのよう。スニーカーを履いた子どもたちは、庭で走り回り「これで速く走れる!」と大はしゃぎでした。ぬいぐるみ寄付や不用品寄付が、子どもたちの笑顔や未来への希望につながる瞬間を目の当たりにし、寄付の意義を改めて感じました。
不用品寄付の力
この活動を通じて、不用品寄付やぬいぐるみ寄付がどれほど大きなつながりを生むかを改めて実感しました。日本で「もう使わない」と思ったぬいぐるみが、フィリピンの子どもたちの宝物となり、笑顔を生み出す。それは、物資を超えた心の交流です。スタッフの方から「子どもたちにとって、誰かが自分のことを思ってくれると感じることが何よりの励みになる」との言葉をいただき、不用品寄付の深い意味を感じました。
kifucocoは、不用品寄付を通じて、物と人を循環でつなぐ場です。皆様が提供してくださったぬいぐるみ寄付やおもちゃが、誰かの生活を明るくし、笑顔を生み出す。その力が、今回のケソンシティでの経験でより強く確信できました。
これからも続くkifucocoの歩み
このドネーションは、kifucocoにとって大切な一歩ですが、終わりではありません。これからも、不用品寄付やぬいぐるみ寄付を通じて、日本や世界各地で必要とする方々に笑顔を届けたい。そして、その一歩を皆様と一緒に踏み出したいと考えています。
ご自宅に「もう使わないけれど、誰かに喜んでもらえそう」なぬいぐるみやおもちゃがあれば、ぜひkifucocoにお送りください。どんな小さな不用品寄付でも、誰かの宝物になる可能性があります。子どもたちの笑顔が、その証です。
最後に
孤児院を後にする際、子どもたちから手作りの「Thank You」カードをいただきました。色とりどりの文字で「また来てね!」と書かれ、思わず涙がこぼれそうに。不用品寄付やぬいぐるみ寄付は、心を届けること。kifucocoを通じて、もっと多くの「ありがとう」を世界中に届けたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。これからもkifucocoをどうぞよろしくお願いいたします



